りすのほっぺの物語

私たちにしかできないジャム作り。決して大量生産を第一に考えるのでなく、素材の良さを引き出す丁寧なジャムが作りたい。そんな想いからりすのほっぺのジャムは誕生しています。この想いは素材を頂いた方への感謝の気持ちと、食べてもらえるお客様への気持ちから成り立っています。
ジャムの種類=旬の豊かさ×ご縁の広さ
どんな素材が手に入るかな。どんなジャムができるのかな。
私たち自身も毎日わくわくしながらジャムを炊いています。
食べて頂いた方「ほっぺいっぱいの幸せ」が届けられますように!

責任者 澤井 大輔

りすのほっぺの原材料はご縁から野菜やくだものを提供して頂いたものです。
そこから生まれる生産者さんとの様々なストーリー。
ここでは愛知県愛西市でトマト栽培をされているご夫婦にジャム作りの想いを聞きました。

 

ご縁でつながった、いぶきとの出会い

いぶきさんとの出会いは、たまたまジャムのデザインをお願いしている方に紹介してもらったことがきっかけでした。「普通につくってもらうだけではなく、栽培したトマトを自分の想いが伝わる人に形にしてもらい、それを仲のいい人達に気持ちよく食べてもらいたい」その気持ちをいぶきさんならきちんと形にしてくれると感じ、ジャム作りをいぶきさんに頼もうと決めました。

完成したジャムを手にして…

トマトの種類はハウスももたろうという品種。パンにのせるだけのジャムではなく、調味料としても使える「とろみが出るジャム」をお願いしました。試食をさせていただいて、思っていたとおりのジャムに仕上がっていたことに嬉しさが込み上げました。「石原農園のトマトを一般に流通するトマトとしてだけではなく加工品にすることによって、より多くの人に知ってもらいたい。」という想いがあるため、今後、他の品種で作るときもいぶきさんにお願いしたいと思っています。
 

 

「ありがとう」から伝わる気持ち

まだ「りすのほっぺ」が歩き出したばかりの頃、遠く四国からハッサクと文旦をお送りくださった方がいました。出来上がったジャムを利用者さんのお便りを添えてお送りしたところ、その方からお葉書が届きました。自分達が想いを込めて作った商品に対して便りが届いたことへの嬉しさは何にも変えられないものになりました。

ペクチンなどの添加物も一切使用していません。
素材の良さを生かすのために、砂糖にもこだわっています。
素材やできあがりのイメージによってこだわり抜いた2種類の砂糖を使用しております。

洗双糖(粗糖)

原料は種子島産のさとうきびです。
さとうきびを圧搾機で絞り、糖汁をとります。摂取した糖汁に石灰乳を加え、加熱します。
不純物を綺麗に取り除き濃縮すると、結晶を含んだ液になります。その液を遠心分離機で糖蜜と砂糖結晶に分けます。その内の結晶の方が洗双糖となります。
化学的精製がされていないため、ビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。
上白糖に比べて、ミネラルが20倍多いと言われています。
見た目の色は薄茶色をしていて、食べてみるとまろやかで自然な甘さがひろがります。
ジャムに使用すると、素材の深い味わいを引き出しコクと旨味が生まれます。
りのほっぺでは基本的にはこの洗双糖を使用しています。
※代表的なジャム 梅ジャム、いちごジャム、キウイジャムなど
 
 

ビートグラニュー糖

原料は北海道産てんさいです。
この原料となるてんさいは日本では北海道だけで栽培されています。 また、天然のオリゴ糖が含まれており、お腹に嬉しい砂糖と言えます。
見た目は真っ白で、食べるとスッとした口どけの甘さが特徴です。 サトウキビから作られるグラニュー糖に比べ、転化糖が出にくく、 ジャムに使用すると素材の色を綺麗に出してくれます。
スッキリした味わいにしたい、素材の色を生かしたい時に使用します。
※代表的なジャム 桃ジャム、梨ジャム、マーマレードなど
「りすのほっぺ」を作り始めた頃からの通し番号がジャムのタグに書いてあります。
記念すべき001番は「梅ジャム」です。現在までに200種類を超えて、日々更新中です!
これからどんな味が生まれいくのか、どこまでナンバーが増えるのか、私たちも楽しみにしています。
 

旬の素材をギュッと詰め込む「りすのほっぺ」は生産数や販売時期が決まっておりません。
大量生産でなく、素材のある分だけ、丁寧な仕事ができる分だけで作っています。
例えば、ファンが多い“桃ジャム”も旬の夏場にはございますが、次に欲しい時には来年の夏まで手に入らないことも…。
「今だけ」の味だから、その愛おしさもひとしおです。

 

ジャムの原材料を提供してくださる方
募集しています。

現在、第二いぶきではジャムの原材料となるくだものや野菜を提供してくださる方を募集しております。
また、オリジナルジャムを作りたい方もぜひご相談ください。原材料3キロからオリジナルジャムをお作りします。ロットは少量から承ります。
くわしくは第二いぶきまでお問い合わせください。

TEL 058-229-6464 担当

 

いぶきのうめじゃむ

常滑の老舗酒蔵「澤田酒造」の純米吟醸古酒で漬け込んだ梅酒「白老梅」。その中で眠っていた梅の実を使ったこだわりのジャムです。甘さ控えめで口あたりのよいジャムです。

いぶきの黒糖うめじゃむ

常滑の老舗酒蔵「澤田酒造」の純米吟醸古酒と有機栽培のサトウキビから作った黒糖で漬け込んだ「黒糖仕込白老梅」その中で眠っていた梅の実を使ったこだわりのジャムです。
 
 

常滑の老舗酒蔵「澤田酒造」の
漬け込まれた梅酒「白老梅」。

現在、「りすのほっぺ」で定番商品になっている梅ジャム。常滑の老舗酒蔵「澤田酒造」の純米吟醸古酒で漬け込んだ梅酒の梅を使用しています。「白老梅」の爽やかな梅の香味と熟成された清酒のまろやかさ、手造り蔵ならではの本格的な味わいをそのままジャムに閉じ込めました。

梅酒「白老梅」のこだわりとは?

手間暇をかけた佐布里の梅

白老梅には知多市の佐布里梅を使用しています。果実の大きさが20~30グラム、“強い酸味”と“果肉の厚さ”が特徴です。この“酸味の強さ”が「白老梅」のさわやかさの秘密になっています。できるだけ消毒は行わないように、手作業で細かく病気や虫の害のチェックをしています。
 
 

まろやかさと清酒のうまみが際立つ
純米吟醸熟成酒

知多の酒らしく、しっかりと米の旨さを出し、濃酵でありながら、一切雑味を出さないように昔ながらの伝統的な方法をとっています。

ワラ灰を用いた漬け込み

白老梅のキーポイントとなるワラ灰を用いた漬け込みです。
まず稲を燃やして、少しずつ黒い灰にしていきます。
次に専用容器に水とワラ灰を入れ、その中に梅の実を投入します。そうすると驚くほど梅のうまみを引き出してくれます!!
 

梅酒「黒糖仕込み白老梅」のこだわりとは?

 

くせのない最高評価の黒糖

鹿児島県の南の島、喜界島で無農薬、有機栽培のサトウキビから昔ながらの製法で作った黒糖シロップは、隆起サンゴ礁のアルカリ性の土と水、潮風や山がない地形による日照時間などが相まって、さわやかな味とくせのなさで最高の評価を受けています。

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