三年熟成番茶の物語

 伊吹山の麓に位置する、岐阜県揖斐川町春日の上ケ流(かみがれ)地区。ここでは750年以上も前から、お茶の栽培が行われてきました。 この地域で作り続けてきたのは、品種改良をせずに守り続けてきた希少な在来種。農薬や化学肥料を一切使わずに、自然の力を借りてつくり続けています。春日ではこれを「天空の古来茶」と呼び、今も大切に守り続けているのです。 標高300mという、お茶の栽培に適した高地に位置する天空の茶園。南向きの斜面に沿うように広がる茶園には、日中は太陽の光が注ぎ込み、山あいならではの爽やかな風が吹き抜けます。さらに、朝晩の寒暖差が激しいため、質の高い茶葉が育つのです。  

そんな上ケ流の茶園で、三年以上育った茶葉や枝、幹を収穫して作るのが「三年熟成番茶」。煎茶やほうじ茶のように新芽で作るお茶と違い、長い間生育させた葉や枝、幹を使っています。

まだ雪が残るうちに収穫し、手作業で丁寧に茶葉と枝、幹に分け枝を細かく切ります。その後、奈良の「健一自然農園」の茶師により、薪火でじっくりと煎り上げます。それをブレンドすることで、細かな枝が入った茶葉が完成します。

三年熟成番茶は、長期間育成させさらに寝かせることにより、カフェインフリーになるほかお茶の旨みや深みをギュッと凝縮したような、滋味深い一杯ができあがります。

  10 分ほどじっくり煮出すことで、枝幹の本来の力が引き立ちます。
やさしいお茶の香りと、枝由来の独特の香ばしさ。大地の力強さを感じる味わいです。
農薬不使用、化学肥料不使用の自然栽培、身体にやさしい三年熟成番茶。
口に含んだ瞬間に心地よく抜けるお茶の香ばしさと、キリッとした後味で、お年寄りや子どももおいしく飲んでいただけます。

社会福祉法人「いぶき福祉会」の仲間たちが、収穫や草抜き、仕分けや梱包などのお茶づくりを手がけています。枝幹を仕分けたり、大きな枝を細かく切ったりと、機械に頼らない丁寧な手仕事が、三年熟成番茶の優しくて穏やかな味につながっています。
「いぶき福祉会」が目指すのは、障害のある人もない人も皆が活躍し認められ、ひとりひとりが自分らしく輝ける居場所づくり。
三年熟成番茶の製茶工程では、地域の方々や奈良の健一自然農園との密なコミュニケーションや双方向での協力により、仲間たちがお茶づくりを「仕事」として誇りを持って働いています。
 

  春日の茶畑は、製品を大量生産するためのオートメーションの畑ではありません。何百年も、地域の人々の暮らしとともに育ち、生き続けてきた、今ではとても希少な在来種です。
大自然と歩調を合わせながら、地形に沿った美しい茶畑を構成した昔の、そのままの風景が残っています。山と大地の力、そして落葉や雑草など、自然のパワーを受けながらのんびりと育つお茶は、力強く香り高い、“この地でしかできない” 味に仕上がります。
現在、春日地区では、この原風景を守りながら、多くの人にこのお茶を味わってもらえるように、さまざまな取り組みを進めています。
全ては、この風景とおいしいお茶、そして人々の暮らしを守っていくために。今、多くの人の手によって守るべき場所こそ、この標高300m の天空の茶園そのものなのです。

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